アジアンプリンス日記

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ベトナム駐在員のメモです。遊び先、金融、不動産、法律、レストラン、生活、日々蓄積した情報で、ベトナムに関わる方の役に立てれば幸いです。(上記の「アジアンプリンス日記」をクリックすると、記事一覧を見ることができます。)

配当の調べ方まとめ:ベトナム株

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これまで以下の記事で、ベトナム駐在における投資の選択肢について整理していたのですが、ベトナム株の配当の調べ方だけボリュームが大きいので、この記事に切り出して整理したいと思います。

dokic2.hatenablog.com

 

 

ベトナム株の配当日の調べ方

ベトナム株は、日本株の配当日のように1年ほど前から決まっていることはなく、権利落ち日の1か月くらい前から割と直前に決定されます。

企業法で決まっており、Annual General Meeting(AGM)で配当の方針について決定され、6か月以内に配当支払いが実施されます。(参考

また、権利付き最終日、権利落ち日などの考え方は同様ですが、その日が変わること、配当実行日も変わることがたまにあるので、その点注意が必要です。

いくつかのサイトで配当日カレンダーを調べることができますので、以下にまとめます。

 

配当の種類

配当日カレンダーに記載の配当の種類を理解するため、まず以下に整理します。→で留意事項を記載していますが、すべて現地証券会社の場合です。

 

・現金配当(越語:Cổ tức bằng tiền)(英語:Cash dividend)

 →税金が5%源泉徴収されて振り込まれます。

・株式無償割当(越語:Cổ phiếu thưởng)(英語:Bonus share)

 →増加した分は2~3ヶ月売却できないことに注意です。

・株式配当(越語:Cổ tức bằng cổ phiếu)(英語:Stock dividend)

 →無償割当とほぼ一緒と考えます。

・有償増資(越語:Phát hành thêm)(英語:Additional issue)

 →自分の保有株数に応じて、指定価格で追加購入が可能。但し、購入期限あり。(1ヶ月くらい))

 

配当の権利落ち日

日本株と同様、「権利付き最終日」「権利落ち日(Ex-Dividend Date)」「権利確定日」があり、権利付き最終日まで株式を保有していたら、当該株式の配当がもらえます。

以下、日本語表記とベトナム語表記です。

・Ngày giao dịch cuối cùng hưởng quyền(特定の名称無し):権利付き最終日

→この日までに株を購入すると、配当がもらえる。

→権利確定日の2営業日前。権利落ち日の1営業日前。

・Ngày giao dịch không hưởng quyền (GDKHQ):権利落ち日(Ex-Dividend Date)

・Ngày dăng ký cuối cùng:最終登録日(権利確定日)

→Ngày chốt danh sách cổ đông(株主リスト閉鎖日)

・Ngày thanh toán:支払い日

 

配当日カレンダー

では実際に使えると思った配当日カレンダーを以下に紹介します。

Vietstock(おすすめ)

配当日は上述の通り、ちょくちょく確認するしかないのですが、配当日を一覧で確認できて便利なのが、以下のウェブサイトです。

VietstockのEvent Calendar(英語)

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赤枠の箇所ですが、From Toで検索範囲を指定します。確認する日から2ヶ月程度先を指定すれば、現在決まっている将来の配当イベントが網羅されると思います。

・Stock:銘柄

・Ex-Right Date:権利落ち日(権利付最終日は、1営業日前)

・Excercise Date:配当支払い(証券口座に配当が支払われる日 *極稀に、支払日が複数回に分かれることがあるので注意。例:BAX。証券取引所ウェブサイトが確実。)

・Event content:クリックすると詳細が見えます。簡単には、現金配当では、%の数字に100をかけると配当額が分かります。例えば上図のVNCであれば、「cash with 10.00%」とありますが、1,000VND/株の配当があるということです。

・Event type:配当の種類

 →Cash dividend:現金配当

 →Bonus share:株式無償割当

 →Stock dividend:株式配当(Bonus shareと一緒と考える)

 →Additional issue:有償増資

 

また、個別銘柄のページでは、以下のとおり配当日を確認できます。

Googleで「銘柄 vietstock」と検索すると、銘柄のページにヒットします。

例えば、これはFMCの例ですが、下図の赤枠の「Dividend, Bonus and Additional Issues」という個所をクリックします。

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すると以下の画面に遷移します。以下の例では、一株あたり2,000VND配当があるということが書かれています。Ex-Right Dateが権利落ち日のことです。

先ほどのニュース証券のサイトと照合し、配当情報が合っているか複数のサイトで確認します。たまに急に配当をやめたり、権利落ち日を後ろにずらしたり、情報が古くなることもあります。

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証券取引所のウェブサイトでの配当日の確認

確実なものは、証券取引所のWebサイトです。

ホーチミン証券取引所Webサイト(銘柄リスト)

英語のページで、各銘柄の「News」タブで、Dividendと検索すると良いです。英語で配当情報を見ることができます。以下のFMCの場合、権利落ち日が8月26日ということが8月14日に書面発行して、8月15日にHOSEのサイトにアップロードされています。なぜこんなに直前なのか。。。

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ハノイの証券取引所上場企業は以下のリストから検索し、各銘柄のページに権利落ち日が確認できます。

ハノイ証券取引所Webサイト(銘柄リスト)

 

UPCoMは以下になります。

UPCoM店頭市場Webサイト(銘柄リスト)

 

ベトナム証券保管振替機関

英語でVietnam Securities Depository(VSD)ですが、こちらのサイトで最新の配当情報が掲載されており、最も信用できます。特に、配当日の変更があった時など、こちらで確認すると良いでしょう。

VSDのWebサイト

 

配当日カレンダー(日本語の情報) 

その他、日本語で分かりやすいのが、ニュース証券の[ベトナム株]権利落ちカレンダーです。ただ、少し情報の更新頻度が遅いです。

ニュース証券Webサイト(日本語)

*ページ中ほどの「ベトナム株」のタブで最新のカレンダーが見られます。

 

その他、ベトナムの会社ですが、ジャパン証券株式会社がウェブサイトで、SSI証券などの日本語ニュースレターで、日本語で、配当日カレンダーを配信しています。

 

VNDIRECT(情報が早い)

VNDIRECTのサイト(ベトナム語と一部英語)でリスト化しています。これが最も早くて銘柄が網羅されているかな、、、と思っています。ただ、上記のVietstockの情報などと組み合わせた方がより網羅されます。

以前公開されていた権利落ち日カレンダーが変更となり、見やすくなりましたが、若干情報が少なくなっています(配当実行日など)。

VNDRECT証券のイベントカレンダー(英語、一部ベトナム語

 

リンクのページは、すべてのイベントのカレンダーなので、「Chọn tấ cả(全てを選択)」とある右上のプルダウンから、「Cổ tức bằng tiền(現金配当)」を選択し、左下の「Search」をクリックすると、現金配当のイベントのみがソートされます。

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すると、1ページ目は2006年の最も古いイベントとなるので、最新情報が記載されている最後のページに移動します(画面下に番号があり、ページ移動できます)。

Ex-Dividend Dateが権利落ち日なので、権利付き最終日はその1営業日前になり、その日まで保有していたら配当金がもらえます。

なお、同様の方法で、

・Cổ phiếu thưởng(株式無償割当、Bonus share)

・Cổ tức bằng cổ phiếu(株式配当、Stock dividend、Cổ phiếu thưởngと一緒と考える)

・Phát hành thêm(有償増資)

が選択できます。また、銘柄でソートもできます。

 

まとめ

ベトナム株は、日本株のように配当日の決定が早くないので、これらのサイトで確認します。情報がすぐ更新されるので、面倒ですが、数年配当日を追った感想だと、やはりVietstockのサイトが最も分かりやすいと思います。

両方のサイトで不足している情報は、証券取引所のサイトとVSDを確認すると良いでしょう。

あとは、Googleで「銘柄コード+Cổ tức」で検索するのが最も早い場合もあります。CafefDau Tu Chung Khoanなどは、ベトナム語ですが、良く見られているサイトです。Google翻訳である程度情報を掴めます。

こちらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

また、上記の配当日カレンダーを基に、自分で作成した評価一覧を以下に記載しています。

dokic2.hatenablog.com

 

dokic2.hatenablog.com

 

海外駐在時における投資(ベトナム編)

ベトナム 株 配当

海外駐在、つまり、日本の非居住者になると、概ね国内向け投資ができなくなります。

その代わり、駐在先の国での投資が容易になりますが、言語やサポート、法規制等の面で投資の選択肢が制限されます。どのような選択肢があるか以下に整理しました。

結論は株なので、株の情報が多いです。

 

定期預金

金利

他の途上国・新興国同様、ベトナムでは定期預金の年利が6~8%くらいあります。(*)その代わり、強烈なインフレにより通貨価値が下がるため、実質的な利益はでないとの議論があります。JETROによると、消費者物価上昇率は近年3%前後で推移しているため、インフレ率を考慮しても日本よりはリターンがあると言えます。

*記事を執筆した2019年ではこれくらいの金利がありましたが、市況や国家銀行の政策により近年大きく上下に変動しています。

 

また、最終的に日本円に換算した場合にいくらの利益になるか、という観点で考えると、近年、円・ドンの為替レートは比較的安定しており(1円=200ドン程度で推移)、良い気がします。

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10年間の円・ドンのレート推移(出典:XEウェブサイト)

→ XEウェブサイト

 

口座開設

ベトナムの銀行の口座開設については、以前は出張者でもできたようですが、2019年7月よりベトナム国家銀行の通達(19/2016/TT-NHNNおよび26/2017/TT-NHNN)により、少なくとも12か月のベトナムへの居住資格を有している人しか開設できないようになりました。

つまり、Work Permitを持っている人か、その家族でResidence Cardを持っていれば開設可能です。口座開設時点で、12か月の残存期間は無くても良いとのことです。

その条件に合致していれば、Vietcombankなどの大手銀行でも開設できますが、窓口対応は良くないと聞いています。支店にもよると思いますが、私の妻も、窓口で待たされた挙句、違う窓口を案内され、時間がかかりそうなため一旦家に帰ってきました。

私は、給与口座の他に、VP BankとBIDVの普通預金口座を持っています。VP Bankはとてもサポーティブでした。アプリの使いやすいですし、インターネットバンキングでの他行への送金も無料だったので、これからも使っていこうと考えています。

BIDVは下記の株のところで出ますが、証券取引用の口座を開設したので、ついでに普通口座も開設してみただけです。株口座の資金を引き出す際は、普通口座があると同じ窓口で対応してもらえるので便利かもしれません。

会社員の場合は会社推薦の銀行で口座開設すれば良いと思いますが、どこでも良い場合は、我々外国人にとっては行員がサポーティブかどうかが最も重要と思います。

 

留意点

・ビザ

上記のとおり、口座開設時点でビザを確認することが必要です。更に重要なことは、2019年より、国家銀行の規定により、ビザの有効期限が切れた場合に口座が利用できなくなりました。これは私は3つの銀行に口座を有しており、銀行により見解が異なったのですが(汗)、ビザ有効期限切れの場合は、ATMカードの利用(現金引き出し)と国内銀行への送金すらできないとのことです(VP Bankの場合)。

私の給与口座は外資系の別の銀行なのですが、そこはパスポートを更新したタイミングで、最新のビザの有効期限が1年未満ということを認識され、ATMカードが停止されてしまいました(国内送金は可能)。これについて会社のスタッフが銀行と話し合ってくれ、激しい口論の末、(恐らくビザ有効期限までは)また利用できるようになりました。国の規定が曖昧なようで、銀行の見解も曖昧と思われます。とは言え、現金がおろせなくなると死活問題なので焦りました。。

ちなみに、下記で出てくるBIDVは、証券口座の他に、一般口座も作りました。一般口座について、一生使えるのか?の質問を投げたところ、「一生使える」との回答でした。(ちょっと怪しいですがw)

加えて、労働ビザの更新についても、2021年施行の新政令の影響で、更新を止めれている人が続出している状況もあります(これはそのうち解消すると思いますが)。銀行の利用がビザと紐付いているのは非常に厳しいですね。

・定期預金の期間

Residence Cardの有効期限を超える期間の定期預金はできません(Residence Cardの有効期限が2020年6月の場合、2019年9月時点では12か月の定期預金に入ることができません。)。また、Residence Cardの有効期限が6か月未満の場合は、定期預金に入ることができません。このルールは2019年7月5日から有効になりました。

・日本への送金

また、日本からベトナムへ送金し、定期預金に入ることは簡単にできますが、逆に、ドンをドル等にして、それを外国(日本)へ送金(又は持ち出し)することは制限があります(金額が1回5,000ドルまでだと税関申告不要、給与口座以外からの送金手続きが非常に難しい、等)。従って、大量の資金をベトナムに持ち込み定期預金する際前に、再度日本に持ち帰るときのことを良く検討する必要があります。

→参考:大使館情報

日本に持って帰らずに、ベトナムの銀行のデビットカードにVISAブランドが付いていれば、それを日本で使うという方法もあると思いましたが、上記のビザ有効期限切れの場合にはだめだと思います。

また、繰り返しですが、コロナ以降金利が下がっています。こうして見ると、もはやリスクの方が高いですね。。。

 

株式投資

日本ではSBI証券などがベトナム株を扱っていますが、ベトナムに居住していれば、現地の証券会社の口座開設が可能です。私はSSI証券で開設しました。モバイルアプリもあり、アプリは日本語もあるため便利です。何より、日本語を話せる日本人向けの担当者がいます。

SSI証券口座開設ページ

 

最も良い点は、帰任後もこの口座を使って取引出来るという点と考えています。帰任後も安い手数料でベトナム株を取引できます。

*SSI担当者曰く、パスポートの有効期限までは取引が可能です。

私は、口座開設時に提出したパスポートとビザの有効期限が切れたまま、更新したパスポートをSSIに提出してなかったのですが、一応取引はできていました。パスポートを更新した際には、SSIに提出して情報を更新した方が良いです。

また、証券取引のための、間接投資用の銀行口座を作る必要がありますが、ベトナムの銀行規制は頻繁に変わるので、都度確認が必要かと思います。

ベトナム株については、それなりの時間をかけて体験・整理し、以下にまとめました。

dokic2.hatenablog.com

 

不動産投資

ベトナムでは2014年改正で2015年から施行された住宅法により、 外国人でも条件付きでマンションや住宅を購入できるようになりました。しかし、土地は購入できません。2013年の最新土地法では、マンションの敷地となる土地の外国人の使用権について規定がありません。

ベトナムでは少し前に不動産バブルとなり、その後不動産価格が下がりましたが、2020年現在は再度不動産価格が上がっている状況です。

金利が高すぎ、住宅ローンが普及していないため、キャッシュでの購入となる、または10年程度のローンとなります。また、売却益が簡単には海外送金できないです。そのため、あまり現実的ではないように思います。

一方で、VinGroupを始めとする不動産関連企業はかなり調子が良いです。このような企業の株を購入することが現実的と考えてます。前述の、不動産事業による所得を、海外送金する際に制限があることも、懸念点です。

以下の記事が参考になります。

Vietter記事

VietJo記事1VietJo記事2

 

米国株

現物株

それでは、ベトナムに居住しながら、ベトナム以外の国での株取引はできるのかと思い、確認しました。

1.Firstrade証券

アメリカでFirstradeという素晴らしい証券会社があり、アメリカ非居住者(ベトナム居住)でも開設可能です。私もどうにかベトナムから開設できました。

口座開設には、FTIN(Foreign Tax Identification Number)、パスポートコピー、居住証明が必要です。FTINは自分の所属するベトナム現地法人の人事部に聞いたら分かりました。

しかし同時に、当然ではありますが、アメリカの銀行口座開設が必要です。

過去にアメリカに居住したことがある人なら持っているかもしれませんが、基本的に、アメリカの口座開設は、アメリカの銀行に行く必要があります。

日本にいる場合は、三菱UFJ銀行が日本にいながらアメリカの銀行口座を開設できるというサービスがありました。しかし提携先のユニオンバンクを売却することになりました。三井住友銀行が個人向け銀行に動き出すニュースに期待です。

また、海外送金サービスWiseのマルチカレンシー口座でアメリカの銀行の口座も作ることができるのですが、受け取りのみで、ここからFirstradeへの入金はできないとのことでした。

2.フィリップ証券(シンガポール)

シンガポールのフィリップ証券では、ベトナム居住でも米国株が取引きができます。日本支店もあるのですがそれは日本居住者向けで、ここで言っているのは、シンガポールの本店での口座開設のことです。

日本語デスクもあり、日本人の方が問合せ対応をしてくれる上に、最近はLINE登録もできるようで、使いやすくなっていると思います。

米国株の手数料は3.88米ドル固定なので安いと思いましたが、口座維持手数料は四半期ごとに1回も取引をしなかった場合のみ、16.05シンガポールドル発生するのが留意点です。

また、Firstrade証券のように、現地(この場合はシンガポール)に銀行口座を持つ必要はなく、安心の国際送金サービスWiseからも入金が可能です。

 

CFD

その他、間接的にアメリカ株に投資できる方法があります。それは、CFDの口座を作ることです。CFDとは、Contract for Differences(差金決済取引)の頭文字を取った略語で、簡単に言うと、現物の受け渡しをせずに取引を行う方法です。FXもCFD一部です。CFDにより、アメリカや日本などの個別銘柄、コモディティ、インデックスなどが取り引きできます。例えば、アップルのCFDは、現物のアップル株と連動する価格設定となります。というわけで、間接的にアメリカ株やアメリカの株式指数に投資することができます。

代表的なIG証券は、ベトナム居住でも開設できました。日本向けサイトもありますが、ベトナム居住では、Internationalサイトでのみ登録することになるので、すべて英語となります。

留意点としては、以下があると考えています。

・銀行振込もありますがハードルが高いので、クレジットカードでの入出金となること

・ドルでの取引となるので、自身の基本的な銀行口座が円の場合、入金のタイミングがドル高局面では為替差損に注意するべきこと

・ベトナム居住の口座はInternational口座になり、日本に帰国すると日本口座になります。Internationalから日本へのポジションの引継ぎは、確認しましたが、できないようで、帰国前にすべてのポジションをクローズして、資金も引き上げる必要があります。

ベトナム株は好きですが、アメリカ株は継続して魅力的ですし、分散という観点でも良いと思います。売りポジションもできるのでヘッジにもなります。

IG証券

 

米国株価指数を海外FX業者で取り引き

下記でFXの詳細がありますが、海外FX業者がCFDとして、米国株価指数(S&P500など)や日経平均などの代表的な指数を取り引きすることができます。海外FXはベトナム居住でも開設可能です。

下記で紹介している代表的な業者である、XMでも米国株価指数への投資が可能です。

 

海外FX

その他、インターネットのみで可能な金融取引があり、FX、バイナリーオプション、仮想通貨がそれに該当するかなと考えています。

特に、FXは、投資?というよりはギャンブルに近いと思っていましたが、海外に住んでいると否応なしに為替の影響が出てきます。

レバレッジ○○倍と聞くと怪しいので、避けていたところもありますが、徹底してリスク管理を行うことができ、日本の株の信用取引よりもよっぽど健全と捉えています。

 

日系のFX会社などは日本の居住者でないと口座開設できないことが多いですが、海外FXは口座開設可能です。例えば、XMBigbossは私も開設し、トレードしています。すべて海外からでも口座開設が可能で、日本語のサポートが手厚くて良いです。

数は少ないですが、ここで紹介する会社は、最初に口座開設した際に、ボーナスがつくので、入金0円で試して、利益が上がったら実際に出金できる、良い会社です。

 

例えば、Bigbossという会社。

Bigboss口座開設ページ

開設が容易で、日本語対応です。その他、仮想通貨の取引も行えるので、広がりがあります。また、メールマガジンだけでも地味に役立ちます。私は最初に開設しました。

 

また、最も信頼されているのは、XMです。ここは、日本人が最も利用している海外FXと言われています。

ただし、住所確認が若干面倒かと思いました。電気代等を自分で払い住所記載の請求書等を提示できる、または、ベトナムの銀行の取引明細書に住所を記載して提出が必要です。(銀行窓口に依頼したらできるとは思います)

XMも新規口座開設で5,000円のボーナスがもらえ、無料でトライできます!日本語のサポートもあるので良いです。

XM口座開設ページ

 

*口座開設して入金せずにしばらく取引が無いと、口座が凍結されてしまい、ボーナスもなくなるため、開設したら無料でもらえるボーナスだけは使用しましょう。

 

上記の業者は、入金ゼロ円で試して、100円単位で取引でき、日本の国内FXと異なり追証による借金リスクが無いので安心して始められます。その他の疑問点、始め方は以下の記事にまとめました。

dokic2.hatenablog.com

 

 

仮想通貨

VIETJOの記事ではベトナムは仮想通貨の普及率が世界2位と出ていましたが、ベトナムでは暗号通貨(仮想通貨)は法律上保護されていません。そのような状況の中で、BitcoinVNという会社が2013年からベトナム最大の取引所として運営しています。他にもいくつも取引所があり、仮想通貨はベトナムでかなり盛んです。

動向の詳細とベトナムでの取引方法について、別途以下の記事にまとめました。


dokic2.hatenablog.com

また、ビットコインを実際に購入した際のメモは以下になります。  dokic2.hatenablog.com

dokic2.hatenablog.com

 

まとめ

あまり選択肢がないのですが、今はベトナム株と海外FX、という結論です。 ベトナムは国外への出金規制が厳しいので、高額を日本から送金して定期預金に預けるというのもどうかなと思っています。 

日本からベトナムへの海外送金

私はベトナムに居住していますが、自分の子供の学費支払いの際にまとまったドル/ドンの支払いが必要となり、かなり困ったので、日本からベトナムへの送金方法をメモとして共有したいと思います。

結論としては、Wise (ワイズ)一択です。

 

transferwise ベトナム 送金

Wise ホームページより

 

しかし、作ってくれた人、本当に神です。 

 

他の方法

としては、

  1. 日本の銀行からベトナムの銀行へ海外送金
  2. 知人に現金で運んで来てもらう
  3. 海外送金サービスを利用する(enRemitPayForexSBIレミット(マネーグラム)Sendy(セブン銀行)Kyodai RemittanceウェスタンユニオンWorldRemit など)
  4. PayPalを利用する

などがあると思います。

1は手数料が高い。

2はタイミングよく(自分のお金を運んでくれる)知人が来ない。

3はすべてマイナンバーカードが必要。マイナンバーカードはもしかしたらベトナム赴任後(転出後)も持っている可能性もありますが、基本的には、海外へ転出の際には自治体へ返納することになっているはずです。

WorldRemitなどSingUpすらうまく機能できないサイトも含め、多様なサービスがありますが、そもそもマイナンバーカードがない海外居住者は登録不可です。

4はベトナム側でもPayPalアカウントを作成してそれをベトナムの銀行に登録する手間、また、日本の銀行の振替手数料が必ず発生します。ウェスタンユニオンも老舗+安価で良さそうだったのですが、一回10万円まで(×24日以内に3回まで)の制約があります。ただ、受け取り側(ベトナム側)で銀行口座が無い場合は、(日本居住でマイナンバーカードがある場合は)選択肢の一つかもしれません。

 

費用は、私が確認する限り、1 > 2 > 4 > 3 でした。Wiseは3とほぼ同じか若干3より安価です。さらに、知人に迷惑をかけることもない。当初Wiseを知らず、上司に大金を持ち運ばせましたが、かなりドキドキしていました。高額の日本からの持ち出し、ベトナムへの入国には規制があります。

Wiseは着金も早いです。早くて当日~1営業日後に現地の銀行に着金します。

 

というわけで、Wise一択。

 

カスタマーサポート(日本語OK)も良いです。

 

 

Wise(ワイズ)とは

Wiseは、海外送金サービスです。国際送金のフィンテック企業として広く認知されています。2021年7月7日には、ロンドン証券取引所に上場されました(参照:日経記事)。ロンドンで暮らす2人のエストニア人(片方はSkypeの創業メンバー)が、母国に送金する手数料の高さに辟易して生まれた節約術から発展した企業です。2011年設立。

その背景から、銀行の海外送金比べて大幅に費用を抑えたサービス(為替手数料や隠れコストを削減:参考)となっており、かつ、迅速な送金を可能にしています。銀行は手数料に加え、為替レートにも手数料を乗せているため、高いということです。

2021年2月25日よりブランド名がTransferWise(トランスファーワイズ)からWise(ワイズ)に変わりました。

 

レート・手数料

以下のリンクから確認できます。送金する円が、手数料と為替レートと為替手数料を引かれて結局いくらのドンになるのかが分かるので、とても便利、かつ手数料的にも他の送金手段と比べて非常に有利なのが分かります。

このサイトでも、10万円を今ベトナムに送金した場合、いくらのベトナムドンを受けとれるのか、引っ張ってこれるようにしていますので、参考まで(10万円以外の金額に変更して入力しても、その時点で依頼した場合の受取金額に自動換算されます。)。

<レートへのリンク>

Wise 日本円→ドンへのレート

 

<受取額の確認>

このサイトでも、下のボックスに数字を入れると、現時点のレートでの受け取り額が分かるよ。

 

*これがどの程度優位な数字か確認したい場合、参考までに、以下のVietcombankのWebサイト見て計算してみて下さい。表のYEN(JPY)の行の、Buying Rates(Cash)の数字を交換したい円にかけた数字が、銀行窓口でドンとして両替して実際に受け取れる金額です(それも日本から現金を無事持って来れた場合ですが。)。その金額と上記ツールの「Recipients gets」の金額を比較するとWiseの優位性が分かると思います。

Vietcombankの本日の為替レート

また、成田空港の両替レートと比較すると、驚愕すると思います。 

成田空港GPAの本日の為替レート

なぜWiseが安いか、比較したらどうか、は色々比較サイトがあるのですが、以下など。

Wiseブログ

 

本人確認・住所確認(ベトナムに住んでいる場合)

初回の送金の時のみ、送金プロセスで本人確認と住所確認が必要です。

住所は、居住国の住所で登録します。ベトナム居住の人は、日本人でもベトナムの住所、日本居住の人は日本の住所を登録します。

初回の送金のプロセスで住所設定をする際に、ベトナムの住所で登録します。その住所が住所確認書類と同じ住所になるようにします。

住所確認書類として使用可能なのは、以下です。(参考:Wiseウェブサイト

・公共料金の領収証 - 電気、ガス、電話(携帯電話の領収証は不可)

・銀行もしくはクレジットカード会社の明細書(写真もしくはスキャンしたPDF)

・住民税の納税通知書、英国歳入税関庁(HMRC)からのお知らせ

・車両登録証

・運転免許証(有効期限内、かつ住所記載のもの)

・他金融機関や政府機関発行の書類

 

ただ、自分で公共料金を契約している場合を除き、ベトナムの住所が記載されている書類はなかなか無いような気がします。私は、サービスアパートに住んでいるため、公共料金を自分で契約しておらず、私の銀行も住所記載の口座証明を発行していません。

Wiseに問合せたところ、以下の書類でも受付可能とのことでした。

・賃貸借契約書(日付、名前、住所、サイン、印鑑)(Wise推奨。私は実際に、会社が契約する賃貸借契約書とパスポートの顔写真ページで本人確認・住所確認ができました。)

・ベトナムの証券会社の取引書類(問合せたところ、受付可能との回答)

・在ベトナム日本国大使館が発行する在留証明書(問合せたところ、受付可能との回答)

 

本人確認・住所確認(日本に住んでいる場合)

日本居住の人はマイナンバーカード、または在留カードが必要です。

私はベトナム居住にも関わらずこの方法で日本の住所を登録しましたが、2021年6月より変更となり、Wiseから居住国の住所を登録するように指定されています。

日本居住の場合の本人確認の手順は、こちら

  

留意点

  • USドルをベトナムへ送金するとSWIFT手数料が別途発生(円→ドンの方が良い)
  • 大量に送金して使わないことがあった場合、後でベトナムから日本へ送金する際に困る可能性がある
  • 一度に290,000,000ドンまで送金が可能(参考:Wiseウェブサイト

* 以前、Wise から通知が来て、送金できない銀行があるとこの記事に記載しましたが、2020年7月現在で自分で試したところ、対象銀行に送金できることを確認しました。但し、それは一度送金した履歴があり、再度送金依頼を作成すると、たまたまできることがあるだけで、公式にはサポートしてないようです。2020年2月25日以降サポートしなくなった銀行は以下のようです。ただ、ベトナムの銀行や、韓国系・中国系など下記以外の外資系銀行も概ねカバーしています。

ANZ BANK(VIETNAM) LIMITED, Standard Chartered Bank VietNam Limited, United Overseas Bank VietNam, Citibank Bank VietNam, HSBC Bank Vietnam

 

なお、USドルで送金する場合のSWIFT手数料が発生する場合でも、銀行送金よりは安価と言っています。問い合わせたところ、銀行が開示してないのでどの程度SWIFT手数料が発生するかわからないが、20~50USD程度かかることが多いが、それ以上となることもある、との回答でした。

ちなみに、米国以外にドルを送金する場合は国が限られているものの、ベトナムは可能とのことです(私はベトナムドンでしか送金したことはありません。)。

また、2点目ですが、ベトナムからの資金の持ち出しには制限があります。さらに、この記事を更新した時点(2023年2月11日)では、Wiseはベトナムから日本への送金ができません。(以下参照)

 →送金可能な国(Wise ヘルプセンター)

 

送金の流れ

1.以下のサイトから送金金額を指定

日本からベトナムへの送金(Wiseウェブサイト)

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日本円か、ベトナムドンで送金金額を指定

2.会員登録(会員登録・本人確認・住所確認は初回のみ)

  →2回目以降はログインして以下のいくつかの項目は省略

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3.送金金額と通貨を再度確認

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4.個人アカウントを選択

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5.個人アカウントの詳細を入力

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6.送金先(自分自身でも他人でもOK)の銀行名、口座番号等必要な情報を入力

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7.身分証明書、住所確認書類のアップロード

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私はパスポートをアップロードしました。

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私は賃貸借契約書をアップロードしました。

8.その後、送金目的の選択と入力した項目の詳細確認があり、自分自身の日本の口座から振り込むことを確認します。オンラインバンキングを指定します。

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指定されるWiseの口座(三菱UFJ銀行)に、自分の日本の銀行の口座から送金(インターネットバンキングなどで)

→この時点で入金しない場合は、送金キャンセルとなる。

→最近、日本国内の銀行は他行宛の送金手数料が無料というのはなくなった気がします。三菱UFJやネットバンク以外の銀行がメインバンクだと、ここで少し送金手数料が発生してしまいます。他にはデビットカードで送金もできるようですが、手数料がかなり上がるので、銀行の振込手数料を入れても、銀行振込のが良いです。

 

9.Wiseで入金確認後、送金手続き開始。

→相手先銀行の情報に不備があった場合、送金額は自分の日本の銀行口座に返金される。

 

10.9で何も問題なければ、早くて当日~1営業日後にベトナムの銀行口座に着金

 

以上です。上記の流れに従って簡単にできると思います。

→ 日本からベトナムへの送金(Wiseウェブサイト)

 

ベトナムの名曲紹介(V-POPから)

ベトナム 音楽

実は日本人の感性に馴染む音楽が多いのが、ベトナムの音楽です。特にV-POP。私はよく仕事中(テレワークのため)に聞いています。元々ベトナム国内では有名な曲ですが、以下、自分が良かったと思う曲を紹介したいと思います。

基本、切ないメロディーということと、頭に焼き付いて離れない曲が多いですw

聞きすぎて、タクシーの運転手が曲を流して一緒に歌っていても、こちらも一緒に歌えるくらいになりました。

曲名の和訳は勝手な仮訳です。

 

名曲一覧(個人的お勧め)

曲名:Em Không Sai, Chúng Ta Sai(君のせいじゃない、僕と君のせいだ)、歌手:ERIK(エリック)

エリックは、ベトナムの有名な若手歌手です。1997年ハノイで生まれ。今では知名度が上がり、エリックの曲はリリースされると、ほとんどがヒットしてるようです。イケメンです。僕の好きなMinとコラボもしています。

youtu.be

 

曲名:ĐỪNG YÊU NỮA, EM MỆT RỒI(もう愛さないで、疲れたから)、歌手:MIN(ミン)

ミンもベトナムの有名な若手歌手です。1988年ハノイ生まれ。親の仕事の関係でドイツに住んでいたこともあり、外国語が好きなようで、日本語を少し話している動画もありました。可愛い。ERIKと一緒に出した有名曲をコロナのプロパガンダ曲として政府と一緒にリリースして、世界中で大絶賛。以下の曲はそれとは別の、失恋曲です。

youtu.be

 

曲名:Em Gái Mưa(片思いの女の子)、歌手:Hương Tràm(フーン・チャム)

これも爆発的ヒットした超有名曲。チャムは1995年中部ゲアン省ビン市生まれ。父親は民謡音楽の優秀芸術家で、母親はゲアン省の音楽劇団に所属する有名な歌手とのことで、サラブレッド。ベトナムのアイドル2012で優勝し、歌声も非常に良いです。

以下のミュージックビデオは、女子学生がインターンの先生に片思いする話(でも先生は、女子学生のお姉さんが好き。)。一回聞くと頭にこびりついて離れませんw

youtu.be

また、この美しい曲の、極めてくだらないパロディもあるので、以下に紹介しますw

youtu.be

 

曲名:Người Ấy(あの人)、歌手:Trịnh Thăng Bình(チン・タン・ビン)

切ないメロディーが染みます。チン・タン・ビンはホーチミン市出身のシンガーソングライターで、現在は音楽・イベント会社を運営しています。2013年に大ヒットしたビンの代表曲です。「あの人は君に良くしてくれるか、愛してくれるか?僕が君を愛したように。。」

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曲名:Hoa Nở Không Màu(無色に咲く花)、歌手:Hoài Lâm(ホアイ・ラム)

ホアイ・ラムは1995年南部ヴィンロン省生まれ。歌手兼俳優です。

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曲名:NƠI NÀY CÓ ANH(ここに僕がいる)、歌手:SƠN TÙNG M-TP(ソン・トゥン・MTP)

この人は、ベトナムの堂本光一だと思っています。日越両サイドから怒られそうですが。とにかくイケメン。女子ウケするアイドルだなーって思います。1994年北部ダイビン省生まれ。これも超有名曲です。

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曲名:Ánh Nắng Của Anh (Chờ Em Đến Ngày Mai OST)(僕の太陽)、歌手:Đức Phúc(ドゥック・フック)

Đức Phúcは2015年The Voice Vietnamの優勝者で知られている男性歌手です。この歌は、2016年の映画『明日まで待ってる』のサウンドトラック。

心地よいメロディーの愛の歌であり、私は誰かの結婚式で歌おうと思っています。

 

曲名:Cơn mưa tình yêu(愛の雨)、歌手:Hà Anh Tuấn & Phương Linh(ハー・アイン・トゥアン&フーン・リン)

2007年の大ヒット曲。今や古い歌ですが、『国民のカラオケ曲』として今も歌われていて、これが歌えると、おおーとなる気がします。男女デュエット曲です。

 

曲名:Khi Thế Giới Đó Mất Đi(その世界が終わる時)、歌手:Tăng Phúc x Hương Ly(タン・フックとフーン・リー)

2021年の新しい曲で、デュエット曲です。暗いですが、心に響きます。

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曲名:ANH ƠI Ở LẠI(ねえ、ここに居て)、歌手:Chi Pu(チー・プー)

チー・プーは女優兼歌手。1993年ハノイ生まれ。16歳の時にミスコンに出場して以来有名になりました。綺麗です。

youtu.be

 

曲名:THẰNG ĐIÊN(バカな男)、歌手:JUSTATEE x PHƯƠNG LY(フーン・リー)

JUSTATEE と PHƯƠNG LYの男女デュエットです。JUSTATEEは1991年ハノイ生まれの有名なラッパーで、PHƯƠNG LYは1990年タインホア省生まれの女優兼歌手です。この曲はメロディーが綺麗です。「クレイジーな男だけが恋に落ちる・・・」

 

 

日本のカバー曲

ちょっと飽きてきたと思うので、別の視点で。実は、日本の曲をベトナム語でカバーしている曲も結構あります。

 

曲名:Xe Đạp(自転車)、歌手:Thùy Chi ft. M4U

中島美嘉の「桜色舞うころ」のカバーです。結構良い。

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曲名:Người Tình Mùa Đông(冬の恋人)、歌手:Như Quỳnh(ニュー・クイン)

中島みゆきの「ルージュ」のカバー。カラオケで歌うとすごい盛り上がる、、らしいw

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曲名:Ban Mai Tình Yêu(愛の夜明け)、歌手:Mỹ Tâm(ミー・タム)

これは色々な意味ですごいw 日本が誇る伝説の歌姫、浜崎あゆみの「Depend on you」を、ベトナムが誇る伝説の歌姫、ミー・タムがカバーしています。ミー・タムは芸能人で最も成功している人と認知されているらしいです。

 

曲名:Doraemon、歌手:Huyền Chi(フエン・チー)

ベトナム人でも、誰でも知っているドラえもん。のテーマ曲。「アンアンアン、??@#$%%???ドラえ~もん♪」しか聞き取れないですが、間違いなく我らのドラえもんソングです。

youtu.be

 

他にも色々あるみたいですが、ここまで。

参照→Vietjo記事

 

その他、紹介したいベトナムの曲

曲名:Ghen Cô Vy(嫉妬深いコロナ)、歌手:NIOEH x K.HƯNG x MIN x ERIK

ベトナム政府が作成した、コロナ対策のプロパガンダ曲。前述のMINやERIKが歌っています。世界中から大絶賛を受けました。

youtu.be

 

以下の記事でも紹介しました。

dokic2.hatenablog.com

 

頭から離れない、Vietjetの機内音楽

以下の記事で紹介している、名曲です。

dokic2.hatenablog.com

 

 

 

ベトナムのV-POPの聞き方、探し方

1.Spotifyで聴く:Top Hits Vietnamなど色々あります。

2.Zing MP3で聴く:Zingはベトナムの情報総合サイトで、Zing MP3はベトナムの音楽Webサイトです。ベトナムの音楽だけなく、世界の音楽を聞けます。

ジャンル分けされており、例えば→ V-POPの世界Vol.4

アプリもありますが、インターネットで「曲名+zing」で検索してもヒットします。

3.あとはこのサイトでw

 

ギターのコード

私はアコギを持っているのですが、インターネットで、「曲名+guitar」で検索すると、簡単にベトナムの曲のギターコードが出てきますので、参考までに。

例えば → Đừng Yêu Nữa, Em Mệt Rồiのコード

 

最後に

いかがでしたでしょうか。ベトナムの歌手は美男美女が多く、またメロディーが日本人にとても合うと思います。上記の中から、少しでも好きな曲が見つかれば幸いです。

また、音楽は普通に楽しめますが、それ以外にも、ベトナムの音楽が好きになることで、ベトナム語も覚えます。昔、中学校の英語の先生が、音楽から覚えることを勧めて、カーペンターズのTop of the worldの歌詞をまだ覚えていますが、音楽から覚えることで、発音、言葉の使い方、語感など、身に付け易いと感じています。

  

 

ベトナム赴任で変圧器をどこで入手するか

ベトナム赴任にあたり、変圧器を事前に日本で購入するか、さらにはどのようなタイプを購入すべきか非常に迷ったので、メモを共有します。

ベトナムの電圧は220vで、日本の電圧は100vのため、日本の電化製品を使うなら変圧器が必要です。

 

結論から言うと、変圧器は日本での事前購入は不要と思います。LiOAという会社の変圧器がベトナムでは出回っています(ハノイだけかもしれませんが、他のメーカーはほとんど見たことが無いです。)。私の場合は、妻が参加した不用品を少額で売買するコミュニティがあり、そこで3つ中古品を入手できました(現地に来たらそのようなコミュニティがいくつかあります。)。3つ入手できたのは、ちょうど年度末に引っ越してきたので、それが良かっただけかもしれませんが。

 

うちの変圧器は以下のサイトに掲載されているものです。先ほどのコミュニティで出回っていたものもこれと同じだったので、ほとんどの在ハノイ日本人家庭はこれを使用していると推測します。

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LiOAウェブサイトから抜粋

上記の表が参考になります。

出典:1 phases low voltage transformer(LiOA公式ウェブサイト:英語)

出典2:製品仕様・価格リスト・正規店情報(LiOA公式ウェブサイト:ベトナム語)

昔旅行用に購入した変圧器を一応持ってきていたのですが、上記LiOAの使い方を調べているうちに、旅行用では全く役に立たないことが判明しました。

注意点としては、このタイプの変圧器は、OUTPUTの口が2つ(100Vと120V)です。一方の口が正解で、もう一方の口に差し込むと、はるばる日本から持ち込んだ大切な家電が一瞬で成仏します。

(実際にはすぐには壊れないようですが。)しかし、変圧器無しで日本製家電をベトナムの電源に差してスイッチを入れた場合は、いとも簡単に壊れる、単身赴任の同僚が奥さんが遊びに来た時にそれをやられて凹んでました。

 

それでOUTPUTの口の正解ですが・・・

 

100Vです。

 

 

kVAについて

もう一つの疑問は、kVAはどのような基準で選ぶかということですが、厳密なことはわきに置いて、kVA = kWと考えます。使用する日本製の家電製品の裏に消費電力が記載されているので、その数字と照合します。

今更免責事項ですが、私は専門家ではないので一切の責任を持った発言はできませんが、以下のサイトを参考にさせていただきました。

 

変圧器、変換プラグの選び方/カシムラ

 

抜粋すると、ドライヤーや電熱器具(アイロン等)は、消費電力の3倍をカバーする変圧器が必要であり、さらに30分以上使用する場合は、消費電力の1.25倍をカバーする変圧器が必要とのこと。

 

使用例

ちなみに、私の家では、変圧器を使用しているのは以下製品です。

  • 空気清浄機×2(ベトナムは空気が悪いので、そっこうで使用したかった)
  • ホームシアタースピーカーのサブウーファー(メインのバースピーカーの方はPCの様に機械自体に変圧器がついていました。)

なので特別な消費電力に特別な係数は考慮してません。このページの頭に掲載したLiOAのウェブサイトの表を参照すると、一番小さなスペックでも0.2kVAのため、一番小さな変圧器でも問題ない、というのが結論でした。でも選べるならそれほど値段変わらないはずなので、高いスペックの方が念の為良いと思いますが。

 

購入場所

前述のコミュニティで入手できない場合でも、ハノイの街中に、LiOAの代理店があります。ローカルスタッフやレジデンスの受付に確認したらすぐに教えてくれるはずです。

Googleマップで、LiOAと検索すると、最寄りの代理店も見つかると思います。

代理店は、以下のような感じです。

 

ちなみに、家電量販店(Nguyen Kim やMedia Mart)には、私が探した時は見つかりませんでした。

 

また、以下に製品価格と正規店舗の場所・電話番号も掲載されています。ハノイには正規店が2店舗あります。ここが確実だとは思います。

 出典2:製品仕様・価格リスト・正規店情報(LiOA公式ウェブサイト:ベトナム語) 

*Royal CityにLiOAのショールームがあります。(ただ、先日行った際、変圧器は置いてませんでした。店員に聞けば変圧器は手配できるとは思います。ベトナム語にはなりますが。。)

 

また、ここ数年でオンラインショッピングが急速に発達しています。Lazada(ラザダ)がNo.1のシェアで、英語もあります。Lazadaの検索ボックスにLiOAと入れるとすぐにヒットします。

例えば、これとか。

 

変圧器がどこまで必要か 

最近はベトナムで日本製の家電を買うことも容易なので、現地で家電を買えば、変圧器は必要無いです。イオンなどで購入して、帰任の際は中古を売ることも容易です(前述の日本人コミュニティや、ベトナム人も日本製品が大好きなのですぐ販売先が見つかります。)。

ちなみに、私の場合は、絶対に必要だと思ったのは、小さな子供のための空気清浄機でした。日本から持っていきましたが、変圧器の入手が不安だったので、ベトナムでも一台購入しました。家族帯同に合わせ、イオンモールで購入。除湿器もイオンモールで購入しました。なお、Panasonicの最高性能ドライヤー(ベトナムでは空気もシャワーの水も綺麗とは言えないためドライヤーもこだわる。。。)もイオンモールで購入。家族来てから土日のイオンモール率が半端ない。

その他、トースター、ミキサー、炊飯器、鍋用のホットプレートなどを現地購入しました。サービスアパートに既設のものもあるとは思います。

日本のメーカーのしっかりとした製品は、ベトナム市場向けで、感覚的には品質・価格ともに日本と同様です。海外市場向けの輸入品(iPhone、車、アディダスなど)は日本市場と比べて高いですが、それらとは異なると思います。

 

ちなみに、以下の製品はグローバル仕様で(概ね)変圧器不要です。

・スマホ、PC、ホームシアタースピーカー、電気シェーバー、ワイヤレスイヤホン、Kindle

 

 

コンセント

ちなみに、コンセントの形状ですが、日本と同じ形状で使用できるところがほとんどだと思います。が、たまに、私の家のように古くからある建物では、同じ形状では使えません(以下参照。)。なお、この形状は、3つある穴の上の1つの穴に、鍵(感電しないです)でも何でも指すと、穴の中の突起が下がり、下の2つの穴にコンセントを挿せるようになります。

ベトナム コンセント 形状

なので、タコ足用の電源タップ(それもLiOA製)を購入し、使用しています。スーパー、ミニマート、電気屋などどこにでも売っています(以下参照。)。LiOAの電源ダップは、事務所、家庭、学校どこでも見かけるので、間違いないですね。

ベトナム 電源

 

先程のLazadaの中にもLiOA製品がかなり豊富にあり、電源タップもあります。

LiOAの電源タップ(Lazada)

  

現地の証券会社口座を日本にいながら(ベトナムに行かずに)開設する方法:ベトナム株

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日本の証券会社でベトナム株を取引すると大きな手数料がかかります。

なので、現地の証券会社の口座を開設したいが、ベトナム居住ではないし、海外にも行ける状況ではないから開設できないという声を聞いていました。

しかしSSI証券が最近、日本にいる投資家が、日本にいながら口座開設ができる方法を発表していたので、この記事で紹介し、そこでの留意点等も明らかにしたいと思います。

 

ベトナム株の魅力とは

ベトナムの経済成長

第一に、ベトナム経済の凄まじい躍進があります。「社会主義志向の市場経済」を導入して以来、GDPは成長し続け、特にここ10年間でも、平均6%の安定したGDP成長率となっています。(参考:大使館資料

2020年は全世界がコロナ禍で経済的ダメージを受けましたが、共産党による安定した政治体制と、東南アジア一人勝ち(日経記事)と言われる強さがベトナムにはありました。

 

実際の株価の伸び

以下はSBI証券からの抜粋ですが、VNINDEXというベトナムを代表する指数の10年間のチャートです。2012年に400辺りだったものが、2021年末は1,500あたりになります。

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以下は、他国の指数との比較(Trading Viewより)。日経平均、ダウ、S&P500と比べて、ベトナム(VNINDEX)はここ10年で最も高いパフォーマンスを発揮しています。なお、一番下は参考としてタイSET指数です。

 

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少額で取引可能で、分散しやすい

投資の格言で「卵は一つのかごに盛るな」というのがありますが、ベトナム株は少額で始めることができるので、分散が容易です。

ベトナムと言えば物価が安いのですが、株価がかなり安く、少額で購入できます。

例えばVN30という優良銘柄指数の構成銘柄でも、30,000VND(約100円)/株で単元が100株(ホーチミン取引所)として、1銘柄3,000,000VND(1万5千円)などでも取引できます。

 

日本の証券会社の手数料との比較

取引方法ですが、最も簡単かつ代表的な方法として、SBI証券で取り扱いがあります。

→ SBI証券で 口座開設

但し、SBI証券は1取引に、約定代金の2.2%(最低132万VND:6,500円程度)手数料がかかります。それに対して、ベトナム現地の証券会社の代表であるSSI証券は、1取引あたり取引金額の0.25%(*)と、9分の1くらいで、破格に安いです。

*ブローカーが不要の場合、0.15%です😅

ちなみに税金は、売却金額の0.1%です。

 

ベトナムの証券会社の代表:SSI証券

ベトナム最大手の証券会社です。Viet Nam Newsの記事によると、 2020年にホーチミン取引所において、11.8%の市場シェアがあり、トップでした。SSI自身がVN30に入る優良銘柄です。

ウェブサイトは一部、日本語対応もしており、実際日本語を話せるスタッフも数名会ったことがあります。

私はベトナム駐在員ですが、ベトナムに住んでから、SSI証券の口座を開設しました。

しかし、最近になり、SSI証券が日本居住でも開設可能な方法を宣伝していたので、以下に紹介したいと思います。

日本での公証が必要なため、すべてを自分で試したわけではないのが申し訳ないのですが、ある程度自分で確認したため、皆様の参考になればと思いご紹介しています。

 

SSI証券の口座開設を日本にいながら実施する方法

以下に流れを記載します。

 

1.担当者の確認

私はこれが最も重要と思います。日本に在住しており、特に直接自分でベトナム当地のSSIの支店に行けない場合、遠隔でもきちんとサポートしてくれる窓口が重要です。

SSIのウェブページを見ると、いくつか Contact の記載があるのですが、この電話番号やメールアドレスに連絡しても私は何も返答がありませんでした(ベトナムあるある)。

 

現時点(2021年12月21日)の最新の情報を確認したところ、口座開設ページ(日本語)から、「国籍」の箇所で「海外」クリックすると、下に連絡先が出ます。今は3つ支店が表示されますが、すべて同じ日本語メールアドレスなので、そこに連絡すると良いでしょう。相手はベトナム人ですが、実際に試したところ、日本語で返信がありました。

 

後は担当者の指示に従って実行してください。以上です。笑

(ただ、ベトナム株でこのようなサービスが出るようになっただけでも、かなり進歩だと強く思います。)

 

また、方法や規制が常に変わる可能性があるのでこの記載が一番と思いますが、それではイメージが沸かないと思いますので、以下に現時点でSSIからもらっている情報で、流れを記載します(あくまで最新の情報は担当者に確認する必要があります。)。

 

2.口座申込に必要な書類を準備・送付

担当者の指示に従い、以下の書類を準備します。

・パスポート(公証)2通

ベトナムの公証役場でやると安いのですが、日本では、東京/大阪/福岡のベトナム大使館/領事館でできます。一応現金書留でパスポートを郵送して依頼もできるようです(自分だったら直接行くけど。)。

東京・大阪なら5,000円かかるとのこと。これだけが口座開設にかかる唯一大きな経費かと思います(ベトナムへの旅行代に比べたら安いかと。)。

 

・BIDVの海外間接投資用口座とSSIの証券口座の開設書類準備

SSIが後日送付する口座開設書類(11通)にサインして、SSIに郵送します。

サインするのが本人であることを証明する際に、サインをしているところのビデオ録画をスマホなどで行い、送る必要があります。。。この辺りはベトナムっぽいですね。

*BIDVは大手国営銀行の一つです。SSIの資金管理のために口座開設が必要で、通常の銀行口座とは異なり、外国人の投資用(株式の売買と決済)の口座となります。

*海外関節投資用口座は、BIDVかベトナム輸入輸出銀行のどちらかに国により指定されています。BIDVで良いでしょう。

 

3.SSI証券からメールを受領

通常3~4週かかるようですが、口座開設されると、BIDVの口座番号と、証券取引コードが、SSIからメールで送られてきます。

 

4.BIDVの口座に海外送金

入金はBIDVの口座に行います。以下の2通りがあります。

・海外送金による振込

・ベトナムに実際行って現金で振り込む

*ベトナムへの現金持ち込む場合は、税関申告を提出する必要があり、そこに記載した金額以下しかBIDVに入金することができません。振込の方が良いと思います。

 

5.取引

実際の取引はすべてオンライン(Webブラウザまたはアプリ)で可能です。

 

6.出金

以下の2通りです。

・現金で引き下ろす(ベトナムに行く)

・送金を担当者に依頼する。BIDVの送金手数料は、金額の0.3%で、最低16.5USD、最高335.5USDとのことです。

 

留意事項

ブローカーとのコミュニケーション

他の証券会社よりはSSI証券は日本人対応スタッフ多いですが、それでも多くいるわけではないので、連絡が来なくなった場合があると思われます。頻繁に催促をする必要があります。

余談ですが、ベトナムでは、メッセンジャーアプリがビジネス・通常の友人同士の会話でも良く利用されており、以下のZalo(ベトナムのLINEのようなもの)やFacebookのMessengerなどを担当者と交換すると、コミュニケーションがスムーズになるかなと思います。

Zalo
Zalo
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ベトナムでの給与収入などで入金する場合

入金は上記のとおりなのですが、ベトナムは海外への資金の流出に敏感な国であり、後に出金する時に、海外送金で入金してなくてベトナムで獲得した資金で入金する場合、資金源を証明する必要があります。

つまり、ベトナムで収入があり、ベトナムの銀行から入金した場合などは、出金する際に資金源の証明(給与口座の明細、労働契約書の公証)が必要とのことです(すべて日本でやる場合は気にしなくて良いです。)。

 

Wise(旧TransferWise)の利用

SSIからメール送られてくるガイダンスには、BIDV口座への入金通貨として、円かUSDと記載があります。しかし、海外送金はコストが高いため、安価な海外送金サービスであるWise(旧TransferWise)が利用できます。私も実際やり、驚くほどスピーディに入金できていました。

しかし、上記の出金時の規制が若干気になるので、問題ないと思いますが、事前にSSIの担当者に確認していただきた方が良いです。

なお、Wiseの登録・利用方法は以下の記事にまとめています。

dokic2.hatenablog.com

 

まとめ

私はベトナム駐在員であり思い入れもあるのですが、一般的な観点においても、投資先としてベトナムは近年非常に注目されています。株式市場も旺盛であり、コロナ以降、米国株式市場の伸びが注目されていましたが、同時期にベトナムも同様の成長度合いでした。今後アメリカ以外の市場を探している投資家がベトナムに注目しています。

あまり記載していませんが、日本円・ドンの為替も近年安定しています。

また、実は以前もベトナム株ブームがあり、その際は、ベトナムに来て口座開設するをツアーがあったとか。

しかし、今は便利な時代になり、日本にいたまま、ベトナムの証券口座を開設できるようになりました。これだけでも大変な進歩と思います。

この記事の情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

→SSI証券の口座開設ページ(日本語)

→面倒なことをせず、日本の証券会社が良ければ、SBI証券で 口座開設

Gemforexの銀行振込手数料返却申請の方法:海外FX

海外FXのGemforexですが、ありがたいことに、銀行振込で入金した際の、振込手数料を証拠金として返金してくれます。

なぜこのようなことをGemforexがしてくれるかと言うと、顧客が取引を継続した方が利益が出るので、顧客を後押ししてくれるサービスと理解しています。

我々利用者としては、これにより、クレジットカード入金と比較して、銀行振込出金の方が良いと結論付けられます。

以下にその方法をメモとして共有したいと思います。

 

申請方法

スマホのブラウザから実施する方がやりやすいと思います。

1.Gemforexにログイン後、「ユーザーマイページ」がトップ画面だと思います。

違う画面であれば、左上の「Menu」→「ユーザーマイページ」へ。

銀行送金 FX 手数料

 

2.下の方にスクロールすると、「振込手数料返却申請」とあるので、タップ

 

3.申請可能な振込の履歴が表示されるので、申請したい振込概要をタップします。下の振込手数料額に銀行の振込手数料(私の場合、220円だったので、「220」)を入力。

 

4.銀行のインターネットバンキングの入力明細をアップロードします。銀行のインターネットバンキングで入金明細の画面をスクショし、不要な箇所を黒塗り等で加工すると良いと思います。私の場合、利用銀行が三菱UFJ銀行ですが、以下のイメージです。

黒塗りは、私の場合、iPhoneの写真アプリで加工しました。

(下図はブログに掲載するため、口座番号・支店にモザイクをかけています。)

 

5.3のGemforexの画面に戻り、4の画像をアップロードします。そして「申請する」をタップして完了。

割とすぐ処理してくれます。MT4かMT5の画面で、「クレジット」が申請した金額分(上記の場合は、220円)ついているので確認できます。また、3の画面で、「承認済」と表示されます。

 

留意点

・出金申請をした後は、出金申請日に以前の日に実施された振込の手数料は申請できないです。そのため、なるべく早く申請すると良いでしょう。

・返却は証拠金として入金されます。そのため、出金をすると、証拠金分は0となってしまいます。例えば、上記申請を行い、10,000円入っていた口座が10,220円になりますが、10,000円しか出金出来ませんし、10,000円出金後、口座残高に220円は残らず、0円になります。

 

まとめ

特に小額で入金し、トレードを勉強する際に地味に嬉しいです。ぜひ使って見てください!

クレジットカードでの入出金は不正使用の懸念やその他若干制限があるので、銀行振込の方が良いです。銀行振込の唯一のデメリットであると考えていた振込手数料の問題も、手数料返却申請により解決と思います(^^)