ベトナムに来るようになって数年経過しますが、一緒にいる人に最も役立っていると感じる瞬間の一つが、悲しいかな、タクシーの乗り方です。
ベトナムでも観光地は英語が話せるタクシー運転手が多いですが、ハノイは日常会話でも英語がほとんど通じません(日本と一緒ですが。)。
しかもちょっとおどおどして話しかけると、すぐ、「はぁ?」って(嫌味は無いのだけど)聞き返されるので、テンション下がります。。。
*実はこの、「はぁ?」というのは、ベトナム語でも「hả」という文末詞で、聞き返す際に使う言葉ということが後で分かりました。
以下のタクシー用語は、これを覚えているだけで、ベトナムでのクォリティ・オブ・ライフが格段に向上します。
右へ: ゼ・ファイ⤵(Rẽ phải)
左へ: ゼ・チャイ⤴(Rẽ trái)
ストップ: ストップ!/ズンライ(Dừng lại)
まっすぐ: ディ・ターン⤵(Đi thẳng)
Uターン: クアイ・ライ(Quay lại)
ベトナム語会話のコツは、(発音が難しいのは分かっていながらも)自信をもってしゃべることだと思っています。伝わらないのは、相手のせい。
ゼ・ファイとディ・ターンは、うちの2歳児もしゃべってます。タクシーの運ちゃんも苦笑い。
それと合わせ技は、Mai Linhタクシーアプリと、Taxi Groupアプリ(ハノイのみ)です。これにより、タクシーを自分の力で、いつどこでも(ベトナム)、召喚することができます。
GRABでも使えます。以下すべて余談ですが。
日本ではあまり感じなかったですが、東南アジアに来て、GRAB(またはUber)のすごさに感動しました。IT業界では、Uberは破壊的イノベーションだとか言ってましたが、ぶっちゃけそんなに技術的にすごいものでもないとか経産省の講師の方も言ってましたが、明らかに、人々の生活スタイルを変化(向上)させています。
ハノイでは雨の日に、旧市街など人が多い場所でタクシーがつかまることは非常に困難です。しかし、GRABなら来てくれます。
それこそ旧市街でタクシーに乗ると、99.9%ぼったくられます。しかし、GRABならぼったくられません。(予めクレジットカードを登録して、それで料金を支払えば、現金を払う必要はありません。但し、先日、日本人留学生がかなりの高額をぼったくられて、警察沙汰になったニュースが出ていました。現金で要求され、支払ってしまったそうです。)
そして会社員には嬉しい、レシートをいちいち取っておいて精算する必要がない。
GRABでもタクシーでも、簡単なベトナム語を使って、快適なロジスティクスを実現しましょう。
先日、Taxi Groupで日本語が堪能なドライバーと遭遇しました。今流行りの、技能実習生として日本に住んでいいたそうです。言葉が通じるのって、いいなーと思いました。